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sakatomoblog
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このたび、岸見一郎・古賀史健さんが書かれた「幸せになる勇気」を読みました。
アドラー心理学をかなりわかりやすく、書いた本です。
青年と哲人の対話形式で話がすすんでいき、教師として思い悩む青年に対し、哲人がアドバイスをしていくという内容です。
本のすべての内容は書ききれませんが、私が理解したこと、興味深い話を記入していきたいと思います。
それでは感想を書いていきます。
アドラー心理学では「自立」を目標に掲げています。
私たちが自立するために、もしくは人に教える立場の人(親や教師)が「自立」を目標にしているときなにから始めるのか?
それは「尊敬」から始めるべきと哲人は言っています。
アドラーは尊敬の定義を下記のようにしています。
つまり尊敬とは「憧れ」ではなく「敬う」ということです。
そして、尊敬する(される)には、他社の関心ごとに関心を寄せることが重要だと書かれています。
例えば、子育てであれば、子供が楽しんでいることを、同じ目線で、見て、聞いて、感じるということです。
ねぇねえ、お父さん、テレビでピタゴラスイッチやってる♪
無視(はぁ・・興味ないわ・・・)
これでは尊敬が生まれません。
人間は、「今」の自分の都合のよいように「過去」をとらえていると書かれています
人間は誰もが「わたし」という物語の編纂者であり、その過去はいまのわたしの正当性を証明すべく自由自在に書き換えられていくのです。
悩みを抱えている人の話は、「悪いあの人」「かわいそうな私」の2種類しか話していないと書かれています。
その話はあまり意味がありません。
では何を話すべきか。
それは「これからどうするか」
悩みがあるときは、ついつい愚痴ばかりの会話になりがちですが、どうすれば解決するか、改善されるかという「未来」を意識して話すことが大事です。